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日本の春の風物詩!ひなまつりを知ってみんなで楽しむための5つのポイント

日本の春の訪れをつげる行事として、子供の頃から慣れ親しんでいる「ひなまつり」でもそのいわれや意味はあまり知られていないのかも?今回は意外と知らなかった「ひなまつり」について、楽しむためのポイントを5つご紹介してまいります。

1.ひなまつりの歴史

ひなまつりの歴史は古く、起源は中国で行われていた風習と言われています。それが日本に伝わったのは約1000年前の平安時代中期頃。その頃の人々は、3月の初めの巳の日に上巳(じょうみ)の節句という無病息災を願う祓いの行事を、陰陽師を呼び、行っていました。内容としては、天地の神に祈りを捧げ、季節の食物を供えて、人形(ひとがた)に自分の災厄を封じ込めて海や川に流します。現在の流し雛はその名残とされています。
その頃、上流階級の子女の間で「ひいな遊び」という遊びが行われました。ひいなとは人形の意味で、紙で作られた物もありました。長い月日の間に、この文化が混ざって今のひなまつりになったと言われています。

2.女の子の祭りではなかった ?

今では3月3日の風物詩となっていますが、その日に決められたのは室町時代だと言われています。その頃はまだ祓いの行事といった感じで、女の子の祭りとなったのは江戸時代でした。今では五節句のひとつとして数えられ、1月7日の人日、5月5日の端午(たんご)、7月7日の七夕、9月9日の重陽と並べられています。

3.桃の節句の由来

旧暦でいう3月3日は、新暦でいう4月9日頃。桃の花が咲く時期と重なり、また、桃の実は邪気払いに効果があると信じられていました。宮中の宴会でも桃の花を酒杯に浮かべて飲んでいたと言われています。

4.一般家庭に伝わったのは?

実はひなまつりが一般家庭に伝わったのは、平安時代からかなり遅れて元禄時代ころです。町人文化が花開き、普通の家庭でも雛人形が飾られるようになりました。しかし女の子のためというより、大人も含んだ女性のための行事だったようです。段々と人形は幼児ぐらいの大きさになり、江戸時代、徳川吉宗により贅沢が禁止され、雛人形も厳しい規定がかけられました。

5.雛人形、いつから飾るべき?いつしまうべき?

雛人形を飾り始めるのは、早くて立春(2月4日頃)から、遅くとも2月19日頃の雨水の日とされています。
逆に雛人形をしまうのは、だいたいひなまつりが終わった4日でしょう。「雛人形をいつまでも飾っていると婚期を逃す」と言いますが、地方や地域によっては「すぐに片付けずに長く出したほうが火除けになる」という言い伝えや風習もありますので、その場合はその風習にならいましょう。

ポイントとしては、昔の上流階級の女の子の遊びや厄祓いの儀式が混ざって、色々な時代風景が重なり、今のひなまつりがあるということです。女の子の健やかな成長を願って、これらの歴史を踏まえてぜひお祝いしたいですね。

記事トップ画像出典:ホテルエース盛岡

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