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日本のお正月の風物詩「初詣」!意外と知られていないそのお作法をおさらいしてみましょう

日本のお正月には欠かせない初詣。意外と知られていないそのお作法、復習がてらおさらいしてみませんか。

1.そもそも初詣とは?どこへ行けばいいの?

初詣とは1年の初めに寺社にお参りをし、新年の挨拶をするとともに、この1年の平穏無事を祈るものです。
最初に気になるのはどこに行くのかですが、寺社と書いたように寺でも神社でもどちらでも構いません。そんないい加減な、と思うかもしれませんが、かつての日本では寺(仏教)と、神社(神道)とをさほど区別する習慣がなかったためです。一般的には地元の神社か、先祖代々のお墓のある寺に参拝します。
全国的には神社に詣でることが多く、毎年の参詣者ランキングでも寺よりは神社の方が多くの割合を占めています。確かに全国的にも有名な寺社に詣でることは何かご利益も大きそうなのですが、本来の意味は有名な寺社にお参りすることではなく、地元の氏神様を祀っている神社や、自分のご先祖様が祀られているお寺にお参りすることである、と覚えておくといいかもしれませんね。

2.いつ行くのが良いの?

次は、いつ行くか、です。初詣とはその年の最初に寺社に詣でることですが、だからと言って一般的にいつ行ってもよいというものではなく、正月3が日と呼ばれる1月1日から1月3日までに行くのが普通です。ただし、地域によっては門松の飾られている1月7日までとか、1月15日までに行けばよいとする習慣もあります。
なお、回数に制限のようなものはありません。何回行っても問題はありませんので、1回目は地元の寺社、2回目は有名な寺社に行くのも良いかもしれませんね。

3.お参りで気をつけることは?

さて、いよいよ気になる参拝の作法です。まずは神社からガイドしましょう。なお、実際には日本人でもしっかりとした作法を知っている人は決して多くありません。ですからあまりにも神経質になることはありませんよ。正式な作法などより気持ちが大事だ、という人も多いのです。
神社に着く前の参詣道ですが、堂々と真ん中を歩くのはNG。真ん中は神様の通る道なのです。お参りの際は左右どちらでもよいので、端を歩くようにしましょう。(ただ、そんなことを言っても初詣時期は非常に混雑していて、実践することは全く不可能かもしれませんが・・)続いて、手水にて手と口とを水で清めます。(手水とは柄杓を置いてある場所です。これは決して飲み水ではありませんので、あしからず!)
右手で柄杓を持ち水をひとすくいし、まずは左手を清めます。次に柄杓を持ち替えて、同様に右手を清めます。さらに柄杓を右手に持ち替え、柄杓から手のひらに水を移して、手のひらのお水で口をすすぎ清めます。(このとき、柄杓に直接口をつけることはマナー違反なのでご注意を。)最後に柄杓を立てて、柄杓に残った水で自分が触った柄杓の柄の部分を洗い清めて、元あった位置に柄杓を戻します。
次に使う方が心地よく使えるように心配りすることも大切ですよね。

4.メインイベント、参拝

参拝の前にまず、お賽銭。お賽銭の額に決まりはありません。(あくまでも感謝の気持ちを表すためのものです)しかし、日本人は縁起の良い語呂合わせとして、
5円:ご縁がありますように
10円(5円玉2枚):重ね重ねご縁がありますように
115円:いいご縁がありますように
など、5円玉をご縁として良いご縁を祈願することが多いようです。
さて、参拝そのものは、二拝二拍手一拝が基本です。まず神前にて2回深くお辞儀をします。続いて2回手を打ち鳴らします。最後に1回また深くお辞儀をする、というのが基本となります。

ここまで書いてきましたが、実はお寺の場合は参道の真ん中を歩いても構いません。ただ、手と口を清めるのはお寺も神社も同じです。お寺の場合は参拝の作法には神社のような決まりは特にありませんので、静かに手を合わせてお辞儀をし、仏様に感謝の気持ちやお願い事を伝えてみましょう。

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