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日本の伝統の食文化、うなぎを食べる前に予習しておきたい4つのこと

1.暑い夏には「うなぎ」!

日本の伝統的な食文化、うなぎ。我々日本人は夏の暑い時期、土用の丑に食べる習慣がありますが、実は意外に知られていないのですがうなぎの旬は秋から冬にかけて。土用に食べ始めたのは、夏場に売れないウナギを平賀源内が宣伝文句として売り始めたのがきっかけと言われています。今でいうと、バレンタインデーのチョコやハロウィンの仮装のようなものでしょうか。
しかし、うなぎに含まれる栄養成分は疲労回復に効果がありますので、夏の暑いときにウナギを食べるのはある意味、理にかなったともいえますね。

2.蒲焼以外にも美味しいうなぎ料理!

うなぎと言えば、やはり一番に思いつくのは蒲焼!お店独自の秘伝のタレの香りに誘われて、ついついお店に引き込まれてしまいそうになりますよね。
その他にも、そのまま炭火でこんがりと焼いた「白焼き」、がごはんのお供として一般的ですが、卵焼きで巻いた「う巻き」、キュウリとあえて酢の物にした「うざく」といったような、お酒のおつまみにももってこいです。他にも、串焼きにしたキモや、骨せんべいなどもお酒が進むものです。
有名な話ですが、蒲焼の作り方は関西と関東では異なっています。
関西は腹開きにし、蒸さず焼きのみで、パリッと仕上げます。関東は背開きのうなぎを白焼きにした後に一度蒸し、その後さらにたれをつけて焼きます。腹から開くと「切腹」をイメージするため、武士文化の江戸の町では敬遠されていたそうです。
逆に関西は商人の町でありましたから、「腹を割って話す」という意味合いから腹開きとなっているといわれています。
さて、この関西と関東の線引きはどこにあるのか?実は静岡県の浜松あたりだと言われています。ちなみにうどん出汁の東西境界は岐阜と滋賀あたりで、あの戦国時代に天下分け目の合戦のあった関ケ原あたりのようですが、鰻はそれよりもう少し東側のようですね。

3.知っておきたいうな重のいただきかたのお作法

高級なイメージがあるうな重ですが、食べ方にも作法があります。
まずお重の左下から食べ始め、右方向に食べ進みます。全体の半分くらいまで食べたら、お重を180度くるっと回転させ、また左下から始めます。なお左利きの人は、逆に右下から食べ始めましょう。

4.うなぎの名店を探してみよう

さて、「うなぎ百選」という昭和59年創刊の食味文化誌をご覧になったことはありますでしょうか?
これは全国の蒲焼専門店に置いてあり、うなぎにこだわりの食文化を広めるために創刊された雑誌です。この中には、北は北海道から南は九州までのお店が紹介されております。
ぜひ、この「うなぎ百選」をご覧になってみて、全国各地の個性的なお店をまわってみてご自身のお気に入りを見つけてみてくださいね。

うなぎは完全養殖での量産化は道半ばで、価格も高騰の一途をたどっていて、なかなか口にできなくなってきています。日々食文化を守るために努力している研究者の方々や生産者の方々に感謝しながら、日本の食文化うなぎを守っていけたらよいですね。

記事トップ画像出典:東京日本橋

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