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いまさら聞けない神社入門:日本の神社にお参りする前に知っておきたいことと参拝のマナー

初詣やお宮参り、厄年や七五三や神前結婚式。日本人ならば一度は体験したことのある定番のイベントのいくつかは神社で執り行われています。でも、ふと立ち止まって考えてみると、あなたは神社のこときちんと理解していますか?外国から来た観光客に神社のことを説明できますか?神社の参拝マナー、自信を持って教えられますか?
日本人が以外と知らない神社の基本、いまさら聞けない参拝マナーなど、是非おさらいしてみてはいかがでしょうか。

そもそも神社とは?

神社とは日本の独自の信仰である「神道」の神様を対象としている祭祀のための空間や建物といえます。簡単に言えば、「神様いらっしゃる場所」「神様がお鎮まりになっている場所」となるでしょうか。神社には必ず神様がいらっしゃる場所があり、私たちはその場所にお参りに伺います。そして、神社の中心になるのは「八百万(やおよろず)の神々」。祭祀や信仰の対象は世界的に見ても非常に多彩で、日本書紀に出てくる神話の神々から、森羅万象の岩や山、樹木の全てに神が宿るとして祀っている神社も多数あります。

神社に祀られている神様

前述の通り、神社には様々な神様が信仰の対象として祀られていますが、事前にその神様のことについて知っておくとより神社での参拝を理解し楽しむことができます。
ここでは、おおまかに神社で祀られている神様のタイプをわけてみました。

1)日本の神話の神様を祀っている神社
日本の神話には数多くの神々が登場しますが、各地の神社の中には、それらの神様の中から特にゆかりの深い神様を祀っている神社があります。
伊勢神宮(三重):内宮(ないくう)では太陽を神格化したといわれている天照大御神(あまてらすおおみかみ)を、外宮(げくう)では衣食住を守って下さる豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀りしています。
住吉大社(大阪):日本の開闢の神様である伊邪那岐(いざなぎ)が禊を行った際にお生まれになった、「表筒男命(うわつつのおのみこと)「中筒男命(なかつつのおのみこと)」「底筒男命(そこつつのおのみこと)」をお祀りしてます。

2)実在した偉大な人物を祀っている神社
菅原道真や平将門、徳川家康、明治天皇と昭憲皇太后など、歴史上偉大であり功績を残した偉人を讃えてお祀りするために作られた神社も、日本中に多数存在します。お祀りされている偉人にゆかりの深い土地でお祭りされていることが多いようです。
太宰府天満宮(福岡):学問の神様として有名な菅原道真公をお祀りする神社
明治神宮(東京):明治天皇と昭憲皇太后を、天皇にゆかりの深かった土地にお祀りした神社

3)稲荷神社など、お稲荷様や稲荷大明神を祀っている神社
稲荷神を祀る神社を一般的に稲荷神社とよびますが、その総本社となっているのが京都にある伏見稲荷大社です。朱色の鳥居と神の使いとされる白い狐がとても象徴的な神秘的な神社が多く、海外の方にも人気の神社が多いようです。
伏見稲荷大社(京都):日本各地に広がる稲荷神社の総本社。稲荷神は元来は五穀豊穣を司る神様とされていましたが、現在では商売繁盛や家内安全、芸能上達などの守護神としても有名です。

正しい参拝方法を知って、神社をもっと楽しもう!

パワースポットとしても人気の神社ですが、意外と知られていないその正しい参拝方法をおさらいすることで、より気持ち良く清々しく参拝を楽しんでみましょう!

1)鳥居をくぐる〜まずは神様へご挨拶を
神社の聖域空間の入口の多くには鳥居があります。参拝の際には鳥居をくぐる際に「神聖な空間へお邪魔いたします」の心をこめて一礼を。鳥居をくぐってからは大きな声を出したり騒いだりは控えましょう。

2)参道を歩く〜中央は神様のための道
参道の真ん中は、神様がお通りになる特別な道とされています。参拝の際は参道の右または左側を通って神様への敬意を表しましょう。

3)手水舎〜手と口を清めましょう
神社境内は神聖な場所であるため、聖水を用いて外からの穢れを落とす必要があります。
(1)まず右手に柄杓をとって、左手を洗いましょう
(2)次に左手に柄杓をとって、右手を洗いましょう
(3)再び右手に柄杓をとって、左手に水をくんで、左手から口に水を含み清めましょう(直接柄杓に口をつけることはNGです)
(4)最後に、柄杓を立てて、柄杓の中に残った水で柄杓の柄の手で触った部分を清めて、柄杓を戻しましょう

神前にて〜お賽銭と2礼2拍手1礼

神前では特にゆっくりと丁寧に神様にご挨拶をしてみると、より気持ちも引き締まり清々しさがまします。また、出雲大社など一部の神社では独自の参拝の方法がありますので、それを事前にチェックしておくことをおすすめします。
1)お賽銭をそっとお賽銭箱に入れます。
2)鈴などがある場合はそれを鳴らします。
3)背筋を伸ばし、腰を90度になるくらい深く2回お辞儀をします。
4)胸の高さで両手を合わせ、2度手を打ちます。このとき、右の指を下にずらして手を打つとより良い音がします。
5)最後にもう一度深くお辞儀をします

いかがでしたでしょうか。いつも何気なく参拝している神社、ちょっとした知識や参拝のマナーを知っておくことでより清々しい気持ちで参拝をすることができるかもしれませんね。自信を持って参拝して、是非ありがたいご利益にあやかってきてくださいね。

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