UAP(未確認異常現象)

UAP(Unidentified Anomalous Phenomena:未確認異常現象)は、従来の「UFO」に代わって米国政府やNASAが使用する公式用語です。現在では、米国防総省のAAROや米議会が安全保障上の課題として扱い、NASAも科学的観点から研究を進めています。

UAPは、地球外生命体の存在を意味する言葉ではありません。正体が確認できない飛行物体や現象を中立的に表現するための用語であり、防衛、航空安全、科学の三つの視点から調査が行われています。

上の世界地図は、米国防総省「全領域異常対策室(AARO)」が2023年10月31日に公開した、1996年から2023年までのUAP報告の分布を示したものです。米国、中東、日本周辺に報告が集中していることが分かり、日本周辺も世界的に見てUAPへの関心と観測事例が多い地域の一つとなっています。

そのため、日本にとってUAPは海外の話題ではありません。防衛、航空安全、科学の観点から、世界の動向を正しく理解し、冷静に向き合うことが求められています。